ヒューマンエラーをシステム思考で防止する(前篇)

■□
■□ 『 知的資産経営を実践して需要創造型企業を実現! 』□■
■□

━━━□■ ミッション ■□━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□ この経営士ブログは
仮説(計画)・実行・検証・見直しの
PDCAサイクルが経営システムの根幹と考え
知的資産経営を実践することで
需要創造型企業を目指します!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□ 今、中小企業経営で求められているのは
従来のような数値目標を羅列した事業計画書ではなく
根拠のある実現性の高い事業計画書の策定です。
知的資産経営は収益に影響を与える重要成功要因を
連鎖図で可視化し、現在・将来の価値創造ストーリーで
活用・強化してゆく実現性の高い事業計画書です。

●○━━━━━━ 湘南経営塾 開催のご案内 ━━━━━○●

開催日時:平成23年12月10日(土) PM 19:00〜21:00
開催場所:茅ヶ崎市勤労市民会館 1F B会議室
参加費:無料

●○━━━━━━━━━ プログラム ━━━━━━━○●

◆19:00〜20:30 実現性の高い事業計画書の作り方
◆20:30〜    経営相談

●○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━○●

実現性の高い事業計画書の作り方に関心をお持ちの方は
是非、ご参加下さい。

※発行者WEBへアクセスして頂き、メールでお申し込み下さい。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□
■□ 「ヒューマンエラーをシステム思考で防止する(前篇)」
■□

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

人が見たり、聞いたりした時、時折、
実際とは違って見えたり、聞えたりする場合があります。
これが錯覚です。目で見た時に起きる錯覚を錯視と言います。
今回はピッキング作業における錯視について考えてみます。

物流倉庫では商品をピッキングする作業があります。
商品の形状とか、設備投資の関係で自動化されていない為
作業員が手作業でピッキングするケースを考えます。

この作業で起きる錯視とは出荷伝票に記載してある
商品、数量を誤って、違う商品、数量をピッキングしてしまう
というエラー(事故)です。これを意図しないエラー、
ヒューマンエラーと呼んでいます。

この場合、話を単純化する為、ピッキングの際の
特別な技能、能力(フォークリフトなど)は必要としない
ある程度の商品知識があればできる作業とします。
この作業でどういう場合、錯視が起きるのでしょうか?

1.同じ数量が連続している伝票が複数枚ある中で何枚か、
数量が違う伝票が混入している場合、全て同じ数量に見えてしまう。

2.同じ商品番号が連続している伝票が複数枚ある中で何枚か、
商品番号が違う伝票が混入している場合、全て同じ番号に
見えてしまう。

3.ある商品をピッキングして、次に違う商品をピッキングした場合、
商品番号が似ていた場合、先の商品番号の残効が残っていた為、
先の商品番号のように見えてしまい、それをピッキングしてしまう。
※残効:前に見た影響が残り、あとの知覚に影響を与える錯覚

では、なぜ、錯視(錯覚)は起きるのでしょうか?
ひとは、カメラのように見たままに、画像として、
見るのではないようです。そこには「認識する」という
脳の働きがあります。錯覚はこの脳の作用と心理的なものが
作用していると言われています。結論的に言うと、なぜ、
錯覚が起きるかは、まだ、未解明で、なぞが多いようです。
(後編に続く)


【発行者】経営コンサルタント事務所
湘南経営アドバイザリー 代表 戸板 武志
【所属】日本経営士協会会員
【URL】http://www9.ocn.ne.jp/~advisory/


●○━━━━━━ 実践金融・資金繰りセミナーのご案内 ━━━━━○●

「銀行とうまく付き合う方法」〜資金計画 逃げから攻めへ〜

「経営プロデューサー吉岡憲章」が多くの修羅場で、陣頭に立ち指揮を
とり続けてきた体験に裏づけされた独特の解決手法を伝授しましょう。
経営者の最大の悩みである“資金繰り”を克服するセミナーです。

日時:11月24日(木)16:00〜18:00 
12月16日(金)16:00〜18:00
場所:コネクト新宿 会議室                
住所:東京都新宿区西新宿7-2-5 フジビル7F(新宿駅西口徒歩5分)
会費:5.000円 吉岡憲章著「社長の器」PHP研究所、他プレゼント
問い合わせ先:03-3367-8732(担当:松本、塩島)
詳細ページ: http://www.mirai-j.co.jp/sikinguri_seminar.htm
お申し込み: http://www.mirai-j.co.jp/seminar_form.htm