ヒューマンエラーへの根本対策とは
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仮説（計画）・実行・検証・見直しの
PDCAサイクルが経営システムの根幹と考え
知的資産経営を実践することで
需要創造型企業を目指します！
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■□ 今回のテーマ：「ヒューマンエラーへの根本対策とは」
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人間はミスをします。
その根本原因はヒューマンエラー（意図しないミス）で
あることが少なくありません。
しかし、このヒューマンエラーを起こさないようにするには
至難の業です。
ヒューマンエラーが起きる要因はたくさんあります。
加齢による身体能力の衰え、思い込み（先入観、勘違い）、
錯誤（錯覚）、怠惰（面倒だ）、期待（大丈夫だろう）、
知識不足等々です。
長時間労働においては、疲れから集中力が弱まり
うっかりミスが起きます。
このうっかりミスの実態はヒューマンエラーです。
その為に、定期的に休憩時間を取りますが、
これは、ヒューマンエラーを起こす頻度を減らすことには
役立ちますが、無くすことは到底出来ません。
よく、現場で、事故を起こした作業員に対して
叱る、怒るケースがあるが、これは全く意味がありません。
何故なら、叱ることは事故原因に対する対策では無いからです。
事故に対して、本人の自覚を促すことは大切ですが
再発防止策にはなりません。
逆に、モチベーションを低下させる場合があります。
何故なら、事故の原因は故意ではない為、
本人としては、叱られても、承服しかねるのです。
では、ヒューマンエラー対策は
どのようにすればよいのでしょうか？
それは、ヒューマンエラーが起きることを所与として、
起こしても、事故に繋がらない対策を立てることです。
労働事故・災害にならないような機能を持たせることを
「本質安全化」と言います。
作業者がミスをしても事故や災害に
ならないような機能［フール・プルーフ］と
機械設備が停電や故障をしても
安全側に作動する機能［フェール・セーフ］から
成り立っています。
しかし、ハード面の「安全本質化」はお金が掛かります。
そして、ソフト面、つまり思い込み、錯誤、怠惰、期待等の
人間の特性から生じるヒューマンエラーの「安全本質化」対策が
事故防止策または再発防止策の根本対策です。
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【発行者】経営コンサルタント事務所
湘南経営アドバイザリー 代表 戸板 武志
【所属】日本経営士協会会員
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